オホーツクの花や風

オホーツクグルメ

茶巾絞り

茶巾絞り

  • 北海道と言えば豆の生産は有名です。小豆は十勝、っていうイメージですが、このあたりの、何屋さんだかよく分からない個人商店の店先にも秋にはどどっと一キロくらいビニールの袋に入った豆類が割と安く出ています。産地の表示も何もないですけど、町内産じゃないのかなあ、と思って買ってます。
  • 最近のスーパーに出荷されている豆ってどれほど手の込んだ選別しているのか、虫食いとか色のおかしな豆って入ってないですよね。古い料理の本なんか読むと水につけて浮いてくる豆は虫食いだから拾って出す、というようなことが書いてありますが、そんな行程が必要な豆って今はあまり売ってないように思います。この町で買った豆が不揃いだったのには、なんとなく感動しました。「そうだ、大地で育ったものが、工場で作られたみたいにやたら綺麗な筈はなかったんだ、やっぱり」と。
  • 冬になるとストーブ二台、消すことなく炊き続けます。だから料理はストーブで出来てしまいます。豆をじっくり炊くのは冬の楽しみ。でも年間15万の燃料費は痛い。
  • 【PR】ネットで副収入 GETMONEY! 私の田舎暮らしを支える副収入のひとつ。登録三ヶ月目くらいから収入になりはじめました。→解説サイト:ゲットマネー研究所

    → 茶巾絞り日記 2005年11月01日

    実はあんこが好きだ。特に漉し餡が好きだ。
    どれくらい好きなのかというと、ボールにいっぱい入れて小脇に抱えてスプーンですくいながらそのまま食べたいな、と昔から心密かに思っていたがやっぱりそんなことなかなか大きな声では言えなかったんだ、って程好きだ。

    完全な下戸である同居人は、同時に完全な甘党である。
    子供の頃からお汁粉をよく食べていたが、お汁粉というのはどの家庭でもどんぶりで食べるものだと最近まで信じていたという程純粋無垢な熱狂的甘味人だった。

    はじめの頃は小豆の缶詰やら出来合いのビニールパックのあんこも買っていたのだが、いつもカンカンに炊かれているストーブの上に小豆鍋を載せて、試しにあんこを作った所あまりにも美味である事に愕然となり、以来手作り漉し餡常備の我が家となってしまった。
    寒い台所で餡を練っている最中にちょっとづつつまみ食いするのも冬の幸せ。

    幸せの漉し餡の作り方
    ・小豆を一晩水につける。今時期は今年の新しい柔らかい豆が出回っているのでこの工程は飛ばしていますが。
    ・水を取り替えてストーブに載せる。あくを取るために沸騰したらお湯を取り替える、というのを三度ほどする。
    ・小豆を指でつまんでみて、柔らかくなっていたら火からおろしてザルか濾し器で濾す。
    残った皮は捨てます。濾した餡の方はそのまま1時間ほど放置します。
    ・放置した結果上に透明な液が上がってますので上澄みだけ捨てます。
    残りを晒し木綿にくるんでぎゅーっと絞ります。しぼった水は捨てます
    ・ぎゅーっと絞って固くなったあんを取り出し砂糖をまぜます。
    見た感じで小豆と同量の砂糖を入れるのが普通ですが、
    お好みで調整。
    砂糖を混ぜると少しゆるくなるので火にかけて練ります。
    最後にひと塩して味を調える。ぼってりした、ねりあんになったら完成。


    ○きんつばの作り方
    ・あんこを硬めに練る
    ・四角い入れ物に入れて三十分ほど落ち着かせる。取り出しやすくなったらそっと取り出して一口大に切る
    ・小麦粉を水で溶く。もちあげた時にたらたら落ちるくらいの堅さ。
    ・フライパンを熱して油をひく。余分な油は紙で拭く
    ・切った餡の一面に小麦粉液を塗って焼く。焼けたら別の面に小麦粉を塗って前面焼く。焼いている最中凄く上質のタイヤキのような匂いがして幸せです。

    ○あんころ餅の作り方
    ・白玉粉を耳たぶくらいの堅さに練る
    ・鍋にお湯を沸かし、白玉団子を茹でる。団子が上に浮き上がってきてから二分くらいたったら出して水にとる
    ・布巾などで団子の水気を拭く
    ・白玉団子と同じ数だか餡も丸めておき、ひとつづつ団子を餡でくるむ

    ○水羊羹の作り方
    ・どんな寒天でも良いんですが粉寒天だとだいたい4グラムくらいで一回分です。水で戻した寒天を水1カップに入れて煮溶かします。溶けたと思っても意外ととけ残っていたりするのでしつこくとかします。
    ・もうひとつ鍋を用意します。使う量のあんこを入れます。目分量でカップ2杯くらいでよいのではないかと思います。水1カップをゆっくりいれながらあんこを完全に溶かします。
    ・あんこも寒天も溶けたら二つを混ぜ合わせて容器に入れて冷まします。

    でも本当はあまーい小豆の味そのままと、ねっとりした歯ざわりが一番美味しいので丸めてきゅっと布巾でしぼって茶巾絞りにしてそのまま食べてみて欲しいのです。少々心がギスギスしていても笑顔ほっこりの味なんです。


    Copyright (C) nora.All right reserved.