オホーツク移住生活
雪道散歩

- 積雪
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雪道散歩日記 2005年12月09日
雪が降れば降るほど山は人里に近くなってきて
窓からふっと外を見ると、もう少しでこの家は山につぶされるのだなあ、という気がする。
山は寒いので里の家々に中に入れてもらいのだけれど、体が大きすぎるので何処からも入る事ができないのだ、きっと。
自分だけがストーブで手をあぶりながら山を見る。真っ青な空。
あごが隠れるまで高くマフラーを巻いて散歩に出る。
雪野原をゆく動物達の足跡は深くなりすぎて、肉球の形が判別つかなくなった。
トコトコと一直線でやってきて、それから後ろ足でジャンプするように、突然三つ一組の駆け足形に変わる足跡。
きっと急に急ぎ始めたのだね、お腹空いて家へ帰るのかな。
足跡は山から出て几帳面に遊歩道を歩く。
斜面を蛇行して上って昨日私が雪にダイブした人型穴の所でちょっと戸惑って、丘を越えて向こうの林へ消えてった。
キツネさんだよね、きっと。
人の歩いた気配の無い道路の真ん中に黒い小さな蜘蛛が一匹。
何処から来たの?何処まで行くの?どうしてこんなところにいるの?
歩きにくそうにしてだけど何処までも雪なので小さな彼には雪の上を歩くより他はない。
君はおうちに連れてってあげられないから、かわいそうだけど此処にいなさい。
それから今度外出するときは、もう少し暖かい時にしなさい、さよならさよなら。
氷が張って随分小さくなった川。
夏はもっと深かった渓谷は、随分人里に近づいてきたみたいだ。
一面全てが白くなると、きっと遠近感が少しずれてくるのだね。
親しげによってくる氷の川に、橋の欄干から氷の粒を落としてみる。
・・・バチン!・・・・バチン!
もう、容易に割れないくらい氷は厚いのだ。カモたちはどうしているだろう。
岩肌から太く長く険しいようなつららがぶら下がって氷の滝になっている中を、つららの並木道をゆく。
寒い中をいつものようにせわしないカワガラスがビーっと飛ぶ。
熱くなったので手袋は脱いでぷらぷらさせながら帰ってくる
玄関脇に作った二個の雪だるまが新雪の中に埋もれてる
やあ、今日も二時間も駆け回ってしまったね、
雪を始めて見たかのように。
