オホーツクの花や風

オホーツク移住生活

結氷

エデン

  • 氷点下20℃の世界ですから淡水は全部結氷します。いつも散歩している川も当然流れを止めてしまいますが、その氷の上が不思議なほど動物の足跡が多いのです。水を飲みにくるのか、それとも平らで歩きやすいから来るのか分からないのですが。 足跡観察をするなら断然冬が面白いと思います。よく見ると滑って転んだ跡なんかもあります。 シカとウサギとキツネが多いようです。 かんじきを履いて新雪の中を足跡探検したら面白かろう、と思っていたのですが、今年の冬はちょっと機会がなかったのでしていません
  • 【PR】ネットで副収入 GETMONEY! 私の田舎暮らしを支える副収入のひとつ。登録三ヶ月目くらいから収入になりはじめました。→解説サイト:ゲットマネー研究所

    → 結氷日記 2005年12月23日



    川の氷が日に日に厚くなり
    流れは殆どなくなった
    岩肌につららが下がって氷の滝になる

    誰も歩いていない
    人気ない渓谷の遊歩道を歩くと
    時たま出てくる足跡は
    人ではなくって何か四足の動物達なのだ
    もう川は完全に春まで動物たちのものになるのだね

    川を見下ろすと
    氷の上に新雪が積もって
    どこまでも滑らかに平らに見える上に
    あれ、びっくりするほど沢山の
    動物達の足跡が見える
    色んな形の足跡が
    山から下りて川へ駆け下り
    氷の上を走り回る
    何故だかぐにゃりと蛇行して
    ふらりふらりと曲がっている
    水を飲むでもないらしい
    何かを追うでもないらしい
    何処かへ行くでもないらしい
    私が新雪の上を
    はしゃいで遊ぶときと同じ線を使って川をゆく

    朝の温度計はいつも
    氷点下10度を下回る中で
    この国で一番厳しい冬を越えながら
    少し天気の良い日には
    動物達も嬉しくて
    川の上に遊びに来るのだろうか
    人のいないときには氷の上で
    誰も想像したこと無い
    平和なダンスパーティー等が
    まさか行われているのだろうか

    人が散歩に来たときには
    動物達は稲妻の早さで
    それぞれの隠れ家へ散り散りになり
    欲張り過ぎる人間から
    つかの間の冬の社交界を
    みんなでこっそり守っているのだろうか

    氷の上のエデンのパーティー
    人間達には
    きっと内緒のことなのだ

    Copyright (C) nora.All right reserved.