オホーツクの花や風

食べ物

ボラ日和第三章 とどのつまり

トド

  • 秋から冬までチカ釣りが楽しめます。餌も何もなしでサビキという、こうずらずらっと針の並んだ仕掛けを落とすだけで入れ食いなんですね、あれ。驚きました。群れで回遊しているので釣れない時は一尾も釣れなくて寒いだけです。
  • 12月にもなってくると瞬間冷凍です。釣った側から薄氷が張ってきますので鮮度が良いことこの上ないですが、魚なんて触って手をぬらしたりすると冷たくて無事じゃ居られません。
  • チカの他、カレイやコマイも釣れます。年明けは帆立を釣っている人も居ました。
  • お気づきと思いますがイラストと本文はまるきり関係ありません。紋別漁港でボラを貰ったお話の第三章が続くので、ボラの成長の最終段階「トド」という呼び方に引っかけてかいたイメージです。



  • 第一章第二章から続いています


    「ボラの夢を見る
    切った頭が膨らんで
    後ろから飛んで追いかけてくる夢を見る」

    と、妙な暗示をかけて喜んでいた同居人
    夢なんか見もせずに眠ったのだ、へへん。
    キーンと冷えた朝は氷点下10度
    冷蔵庫がないので
    そのまま台所に放置したボラの切り身に薄氷がはる

    分厚い中骨を取り出し
    ティースプーンで身をかきとる
    昨日皮をはぐときボロボロになってしまった身とあわせて
    しょうがと味噌を混ぜてたたく
    ついでだから大根からにょきにょき伸びてきた葉っぱも
    彩りで一緒にたたいて
    ボラの味噌たたき

    身をかきとった中骨は血合いをよく洗って
    沸かした鍋に放り込みゆるゆるとだしをとる
    塩と酒で調味してのりをちらしてお吸い物

    多少傷だらけの半身は
    小麦粉をまぶして焼いて
    醤油と酒とみりんで煮詰めて蒲焼で

    結果
    濃い目に味をつけると美味しい
    筋のまわりはかなり固いところがある
    気をつけて食べない親指のつめよりおおきな鱗が入っている(←ボラのせいではない)
    たたきをご飯にのっけてくるっと海苔で巻いて食べると美味
    身が大きいので蒲焼もなかなか立派に見えるのだ
    満足

    夜にはしゃぶしゃぶの予定
    トドのつまり
    しばらくはボラ祭り

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