オホーツクの花や風

オホーツクの草花

ルピナス

ルピナス

  • まめ科ルピナス属
  • 園芸種 
  • 花穂の形が藤の花をさかさまにしたような姿の為ノボリフジとも呼ばれる
  • 花言葉:どん欲
  • 観察場所:滝上町錦仙峡遊歩道 民家に植えられていたルピナスが野生化したようです。
  • あちこちで群生がみられますが、道内の名所は十勝三叉駅跡周辺で6月下旬から七月中旬
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    → ルピナス日記 2006年06月18日



    ピンクと白と青のルピナスの群生の中で
    どうしたわけかいつも蜂がとまっているのは青のルピナス

    成熟した花はその空豆みたいな形の花弁をくっと指で押し下げると
    ぴんと尖った上向きのおしべが中から出てくるので
    蜂は花弁にぶら下がって体でそれを押し下げて
    花のなかに頭をつっこんで蜜を吸うらしい
    とうもろこしの粒のように穂の形に咲いた花を順々に
    隣へ隣へと移動しながら花房の周りを回ってせっせと蜜を集めている

    初夏の日差しで暖まった花の中にもぐりこんで
    あまい蜜をすうのはどんな気持ちがするかしら
    熊のぬいぐるみのようにぽってり丸いお尻だけがこちらを見ている
    蜂のお食事中

    彼はただ
    美しい花の蜜だけを吸って一生を生きるのだと思ったら
    とても敬服
    道端にしゃがみこんで蜂のお尻をじっと見る
    この世に生きて貪欲でないということは
    とても哲学的なことだね、蜂君

    蜂君ほどにせっせと働いているわけでは全然ないのだけど
    どうともひとつことに首を突っ込むと他に脳みそが廻らなくて
    色々なことが後回しになったあげくに
    できあがったものもそう大したものじゃなかったりして
    折角チャンスがあるにもにも関わらず
    どうもそれを生かす方向に進み切れていない気がしきり
    一遍に色々なことをこなせる機能的な頭が欲しい、と思ってもみたけれど
    いや、問題はそんなところにあるのでもないかもしれない
    そりゃあもう手探りの世界

    ねえ蜂君、いくら甘い花だと言っても
    そんなに頭から飛び込んでしまっては周りが見えないのじゃないかい?
    いや、問題はそんなことじゃないかもしれない
    結局、問題はそんなことじゃないかもしれない

    不器用な脳みそで考え考え
    ルピナスの間を通り抜けて散歩

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