オホーツクの花や風

オホーツクの野鳥

チュンとスズとヒナ

すずめのひな

  • スズメ目ハタオリドリ科
  • 留鳥
  • 声:ちゅんちゅん
  • 年に1〜3回繁殖する。秋冬は群れで生活。主に繁殖期には昆虫を食べるが、秋冬には木の実を食べる
  • 観察場所:裏の空き地
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    → チュンとスズとヒナ日記 2006年07月12日



    春からどうも家の北側の窓のあたりでスズメがうるさいので
    見上げてみたら窓の上の梁のところに巣が作ってあった
    毎日毎日アンテナやら電線やらにとまってジュンジュンとけたたましく自己主張するのに
    すっかりおなじみになってしまい
    それはどうやら二羽いるらしいので
    「うちのチュン」と「うちのスズ」といういい加減な名前をつけて
    時々雑穀を撒いてやって同居していた
    暇な時には粟を拾ったりよそのスズメにケンカをふっかけたりしているチュンとスズを見ながら
    「お前たちは一体あの巣で子育てでもしているのか
    こどもが育ったら一度でも連れてきてこんなに大きくなりました、とか
    報告にくるのが筋ってもんじゃないのかい」と
    年寄りの繰り言のように小一時間説教するのが好きだった

    晴れの日続きの久しぶりの雨で
    きのう撒いた雑穀はふやけてしまっただろうか、と
    朝からチュンとスズを見にいってみたら
    どうもおかしげなスズメが粟を拾っていた
    なんというのかもこもこぶわぶわしていて
    スズメにしては全体黄色っぽくて薄ぼんやりした色をしている
    粟を摘むのにくいっと口を開くとくちばしの脇が黄色かった

    お前まさか
    …うちのヒナ?

    毛がもこもこしているので
    親よりも大きく見えるのだけど
    あどけないというのか煮え切らないというのか
    なんとも中途半端な感じの毛色をして
    不慣れな感じで粟粒を落っことしたりしている
    賢しげでないところがなかなか可愛らしいのだ

    そうかあ、そんなに大きくなったのか
    チュンとスズは偉かったんだなあ
    うん
    よくやった、よくやった

    小雨そぼ降る夏の朝
    窓からスズメのヒナを眺めつつ
    なぜか涙ぐんだりなどするんである

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