オホーツクの花や風

オホーツクの草花

クガイソウ

クガイソウ

  • ゴマノハグサ科  九蓋草,九階草
  • 輪生した葉のつき方が、仏像の「天蓋」を連想させ、しかも数段となっているので九蓋草と呼ばれるそうです。九というのは仏教でよく使われる数字なのでしょうか。
  • 花期:七月〜八月 低地から山地の明るい草原や林縁
  • 高さ1〜2メートルになる大型の多年草
  • 薬効:乾燥したものを、生薬で草本威霊仙(そうほんいれいせん)といいます。煎じて三分の一に煮詰めて飲用。リューマチ、関節炎、利尿に。
  • 観察場所:滝上町錦仙峡遊歩道 ベニヤ原生花園では白花が多くみられました
  • 花言葉:明るい家族

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    → クガイソウ日記 2006年07月15日



    夏の飛行機雲のように
    クガイソウが青いの空気の中に
    すっと細い線を描いて溶けていく

    ここで息をとめて筆をスッと抜くように…

    なんだかお習字の時間を思い出すのだ
    おばあちゃんの家のような墨汁の匂いと
    息を止めてそうっと払う墨色の頼りない線
    力を抜けと言われれば力の入る子供だった

    二三日も家を留守にしていれば
    もう咲いている花は変わっているのだ
    いつもいつも夏を待って暮らしている北の国の生き物にとって
    今がまさに夏であるというのは、反面悲しいことでもある
    夏が次々に進んでいく

    息をとめてすっと払う
    繊細な線を引いてクガイソウが咲く

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