オホーツクの花や風

オホーツクの草花

待宵草

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  • アカバナ科マツヨイグサ属
  • 花期:7〜9月
  • 生育適地:原野、道端
  • 草丈:30〜150センチ
  • 待宵草 花が夕方に咲き出すことから付いた名。
  • 花言葉:物言わぬ恋
  • 竹久夢二は宵待草と歌いましたが、正式にはマツヨイグサ。夢二が書き間違えてしまったのだとも言われるようですが、私はわざとのような気がします。夢二さん、いかにもやりそうだなあ、と感心したのですが、どうでしょうか。 英名ではイブニングプリムローズ(宵の桜草)だそうです。こちらも雅な名前です。
  • マツヨイグサとオオマツヨイグサという種があります。マツヨイグサは五月から八月にかけて海岸付近で開花する、と資料にありますので、おそらく私が見たのはオオマツヨイグサの方と思われます。私はあんまりこだわらないので、大雑把に黄色くて夕方咲くのは待宵草、で構わないんですけども。
  • 薬効:メマツヨイグサの種子から絞った油が『月見草油』の名で販売されています。γ-リノレン酸を含んでいて皮膚によいのだとか。月見草オイルダイエットというのもありました。飲むと脂肪を燃焼させるのだそうです。
  • 観察場所;滝上町内
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    → 待宵草日記 2006年07月15日



    待てど暮らせど来ぬ人を
    宵待草のやるせなや

    随分と待ったけど
    結局来なかった人は元気だろうか
    時々は思い出してみるのも
    なんだかあまり良い癖ではないような気がしている
    まるで待っていた頃の方が今より幸せだったと言っているようなもので
    まったく現実に対するそういう回りくどい言い訳というのは
    演歌には良いけど
    未来ある若者には良くないものだ

    随分と待ったものだけど
    結局こなかった君は元気か
    良いじゃないか、たまになら
    懐かしいなと思ってみるのも

    宵を待って咲くから待宵草だなんて言うなら
    カタクリなんぞのようにもっと儚げに咲きそうなものだけども
    想いを秘めて長く待った割には
    びっくりするくらい主張の強い花をつけるし
    身の丈も高くて大層頑丈そうに固い路傍に咲いたりするのだ
    待って待って待ってる間に
    きっとつぼみの中で沈黙が噴火したんだろうね

    時々想うのだけどね
    憎んだ方がいいじゃないのかね、なんて
    だってこっちが猛烈に悲しんでいるのだ、という事は
    まったく綺麗に無視された訳だから
    君はとんでもなく非人道的な人間だったと解釈するべきなんじゃないかと
    そういうこともたまに想ってみるのだけどね
    別にあれだなあ
    解釈なんて何がどうでも全然どうだっていいよなあ

    少なくてもあの日あの頃が出発点でさ
    私はあの頃より幸せに生きていなきゃならんという
    そういうことなんだよな

    銭湯の帰りにほたほたと薄闇を歩いていたら
    山の斜面にびっしり待宵草が咲いてて
    待ってましたあ、ってみんな真っ黄色にこっちを見てるから
    もうびっくりしたんだよね
    あんなに待たれたら誰だって驚くよなあ

    元気にしてるか
    幸せか

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