オホーツクの花や風

北海道の遊歩道

ベニヤ原生花園

エゾシマリス

  • 所在地:枝幸郡浜頓別町頓別
  • 期間:6月中旬〜8月下旬
  • クッチャロ湖とともに北オホーツク道立自然公園に指定されている330haの原生花園
  • 主な花(リーフレットから):【5月】スズラン 【6月】ワタスゲ、ハマエンドウ、ミツガシワ 【7月】ハマヒルガオ、ハマボウフ、ツルコケモモ、エゾカンゾウ、ヒオウギアヤメ、サワギキョウ、エゾミソハギ 【8月】ノコギリソウ、エゾカワラナデシコ、クガイソウ、タチギボウシ、シオガマギク
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    → ベニヤ原生花園日記 2006年08月01日



    クッチャロ湖にカヤックを乗りに行ったものが
    朝の霧が深くてこぎ出せなかったので早朝の原生花園を散歩に行く
    ゆっくり歩いて一時間半の大きな野性の花畑
    オホーツク海沿いに点々とある花畑はこの原生花園が最北になる
    どこと比べても確かに少しずつは若いのだ

    きりりきりりと色の濃い形のいいつぼみをたくさん抱いたハマナス
    今がさかりのヒルガオ
    サワギキョウとノハナショウブの濃い紫に染まった草むら
    スズランの丘はさすがにもう花は無いけれど
    丸みのある独特の葉が沢山茂っていて季節にはさぞ可愛らしい道だったろうと思わせる
    きっとスズランの咲く春にはこんなに北の地まで見にやってくる人もまばらで
    ただ鳥と動物と土地の人の為だけに静かに俯いて咲いていたのだろう
    盛夏の中に青い葉だけを残している
    他では見かけたことのないほど立派なクガイソウの群落
    だけど私はこんなに満開なのじゃなく
    もっと若い、どっち付かずのあやふやな曲線を描いて空に消えていくようなのが好きだ
    爛漫のクガイソウの花道はトコトコと進む
    広大な原生花園には花の無い道も随分あって
    笹ばかりの単調な道を歩くのは退屈もする
    ちょっと地味で目立たない白い雲のように密生した花を抱くノコギリソウ
    珍しい桃色のものがある、これは可愛いなあ
    そうしてずんずん歩いて行って
    面白かったけど、単調な道がちょっと長かったななんて思っていたら
    足下でがさがさ草が揺れる
    通り過ぎようとして、やっぱり思い直して覗いてみたら
    草の陰にエゾシマリス
    どこを見てるか分からない大きな濡れた瞳をして
    木の上にじっとして
    それから数分
    ぴょこんと草の中に飛び込んで行った

    サワギキョウ

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