オホーツクの生き物
ミンク

- ミンク
【PR】ネットで副収入 GETMONEY! 私の田舎暮らしを支える副収入のひとつ。登録三ヶ月目くらいから収入になりはじめました。→解説サイト:ゲットマネー研究所
ミンク日記 2006年08月30日
和琴半島ではミンクが見られるというので見に行ってみた
宿泊していたキャンプ場から漕ぎ出して半島を半分くらい回ったところで
視界の先の湖面に張り出した木の枝の上に
突然おなじみのコバルトブルーに光るカワセミが現れた
ああっカワセミだっ
と心の中で歓びの声を上げたところで
視界のすみっこで不自然に真っ黒な物体がうごめいた
どうやらそれが真っ黒で小さくて長くて細い、ミンクだったのだ
見たいものが視界の上と下に一遍に現れて
どうしたらよいのか視神経のオートフォーカスがもたもたしてる間に
両方とも見えなくなった
え?あれ?今なんか居なかった・・・?
仕方ないので流れているフネを少し戻して
さっきミンクの見えたあたりの岩で張り込みをした
ここだよねえ、ここにいたよねえ、するするっと岩の下にもぐって行ったよねえ
とブツブツ言ってると
視線の遙か先の岩の下でまた不自然なほど黒い丸い陰が動いた
あそこだっ
エッサエッサと漕いで見に行く
ぎりぎりまで近づくとミンクはまたさっと岩の下の
手首も入らないような狭い狭い隙間に自在に潜っていく
その潜った穴をじっと見てるとまた視線の隅の遠いところに黒い陰がもぞもぞと出てくるのだ
ちょろちょろと上ったり下ったり
水に飛び込んだり体を震わせて水飛沫をあげたり
物言いたげにこちらを見たり、
なかなかユーモアのある生き物なのだ
どうかするとはっと目が合うが、
あっちもこっちも真っ黒でどこがどうなってるのかパーツがよく分からない
単に良く動く毛皮の様な感じだった
見失えばまた出てくる 見つけるとまた出し抜かれる
一匹のミンクに私がもてあそばれていたのか、あちこちミンクの巣だらけなのかわからないが
全部別々の個体だとすると相当な密度で生息していることになる
屈斜路湖にほど近い川湯という地域に川湯エコミュージアムという非常に充実した自然博物館がある
野生動物、野鳥、植物などの説明が詳しく、私の好きな博物館だ
今回の旅の最後にも寄って見てきたのだが
かくも大量にいると思われるミンクの存在が完全に無視されていた
不思議に思って調べてみるとミンクは在来種ではなく毛皮取り用に養殖していたものが脱走して野生化した帰化種であり
在来種を駆逐する勢いで増えているので生態系を壊す存在として危険視されているのだという
保護の対象ではなく、むしろ駆除の対象として検討の必要な存在なのであまり取り上げられていなかったのかもしれない
自然が悠久の時を超えてなお変わらずにいるべきもの、
あるいは季節の一巡りやほんのひと雨にさえも併せてしなやかに変わるべきもののことなど
虫もいないところで無菌培養で育った私にはおよそ理解を超える
そうではありながら、目の前でちょろちょろと活発に動き
ザリガニやらイトヨやらを捕まえては子ども達をせっせと養っているミンクの陽気な姿を見ると
やっぱりこの辺りに来た折りにはぜひとも再会の為にまた来るから元気でいろよ、と思うのだ
目の前の陽気な命の躍動につい心奪われてしまうのは私ごとき者にもわかる自然の摂理というヤツだと思った
和琴半島の真っ黒ミンク
