オホーツクの花や風

オホーツクの草花

どんぐり

どんぐり

  • どんぐりというのは特定の種の実を刺すわけではなく、丸っこい固い実のことを指すそうです。
  • 日本では、ミズナラ、コナラ、クヌギ、スダジイなどの実がなります
  • 縄文時代にはこのどんぐりが主食だったのだとか。砕いて水の中で揉んででんぷんを沈殿させてのり状にしたものを食べたのではないか、ということです。かなり灰汁が強いので手間がかかりそうです。
  • 食べ方:スダジイというドングリが食べやすいそうです。スダジイの実は殻斗(帽子)が他のどんぐりのようにお尻についているのでなく、全体を覆っています。落下した実は殻斗から完全に離れているので、簡単に見分けられるそうです。 これをフライパンに入れて焦げないように揺らします。二三分で皮がはじけて実がでてきたら食べます。(これ試したんだけどはじけなくてうまくいきませんでした。なぜだろう)
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    → どんぐり日記 2006年09月20日



    家の裏の遊歩道を歩いたら
    なんだか変に見晴らしか良くって
    どうしたのかなあと思ったら
    木の葉がもう随分落ち始めているのだ
    足下にはどんぐりの
    小さいのやら青いのやら双子のやらが
    もう無数に落ちていて
    それこそ足の踏み場もないので
    靴の下になって潰れてしまっているものもたくさん
    リスたちはせっせせっせと拾い集めるのだろうか

    私がこの町にきてから
    この秋で一年になる
    ちょうどこんな風に朝晩がぐっと冷えて
    昼間はよい日射しの秋晴れで
    刈り取りの終わった畑の上で鳶がずんぐりと座り
    そして山の麓の紅葉が切々と胸に迫るような
    そんな季節に自転車でふらふらやってきて
    ふらふらと牧場に住み込みながら家を探し
    それから今の渓谷の裏の家に住み着いたのだ
    なかなか仕事も軌道に乗らず税金払うにも足りないくらいで
    食いつぶしたり人の世話になったりしながら
    ぼつぼつと一年

    私はそのころ会社員で
    いつもふたつのことを待っていた
    勤めの日は休みを待つこと
    休みの日は鳴らない電話を待つこと
    いつもいつもまるでまずい薬を手にしたように
    グイグイとその日を丸飲みすることだけに費やしてくらした
    私は
    会社で起こってる何もかもが下らなく思えるということと
    望んだ恋が実らないということ
    このふたつは、全く別々のことだと思っていたのだけど
    だけどとにかく、いつもいつもいつもいつもとにかく待っていて
    一体いつ本当に人生を始める気なんだろうということに
    薄ら薄ら気付いた訳だ

    全くよく気付いたもんだと思うけど
    そのふたつは実は全く同じひとつのものだったので
    何でもいいからとにかく理由をつけて
    人生を回避することにばかり夢中になってるという
    私の生活の中で起こっていたのはそのただ一つのことだったんだ

    全くよく気付いたもんだと思うけど
    何もかも捨ててどっか遠くへ行っちまえるというのは
    私はいいことだと思う
    生き方ってのは自分がこれまで生きてきた
    この道だけじゃないってことを肌で知るってのは
    拘りに縛りつけられたように感じる時にその拘りを脱ぐ知恵を持つってのは
    私はいいことだと思う

    勿論、まだあれやこれはうまく行ってなくて
    どんどん生活がヒモ化してきてるから
    考えなきゃいけないことはもっとあるけども
    でも私は
    「がんじがらめを脱ぎ捨てる」っていう
    そういう凄い裏技があることを知ってる訳だ
    そういうのは結構役に立つと思うんだ、何処へ行ってもね


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