オホーツクの花や風

オホーツクグルメ

一汁一菜

飯ごう

  • チタンやアルミ製のコッヘルに押されて、アウトドアショップでもあまり飯ごうは見かけなくなりましたが、でも飯ごうってなかなか格好いいと思います。
  • 通常の飯ごうは四合炊きで、お米を計るときは内蓋にいっぱいで二合、外蓋にいっぱいで三合入るのだそうです
  • 「はじめちょろちょろなかぱっぱ」っと言いますが、私はずっと弱火で放っておきます。沸騰すると蓋が持ち上がるので上に陶器製のコーヒードリッパーをおいて重しにしてます。音が静かになってそこの方でぱちぱちと乾いた音がしたら炊き上がり。蓋を開けて除いても別に構いません。炊き上がったら飯ごうごとひっくり返してむらします。美味しいですよ、本当に
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    → 一汁一菜日記 2006年10月20日

    我が家は飯ごうでご飯を炊く
    私の飯ごうは
    自転車旅行の時もキャンプにも一緒につれて出かける、なかなか気心の知れた相棒で
    あちこちゆがんでぼこぼこしているのだけど
    ばっちり美味いご飯が炊ける

    さすがに炊くのが一人分だと
    芯が残ってしまったりして、なかなかふっくらとはいかないけど
    二人分くらいならまず失敗ないご飯が炊ける
    だから二回分炊いて半分塩お結びにするとどんぴしゃなのだ
    普通に売ってるご飯鍋はたいてい鍋肌の厚いもので、
    鍋は重いほど美味しいご飯が炊けるなんていわれることが多いけれど
    もしかしたら実際はあんまり関係ないのかもしれない
    うちの飯ごうはうすっぺらだけどいい仕事してる

    だしは紋別産の昆布を使ってる
    昆布もブランドがあって、利尻昆布とか、
    高くて厚くて立派なのが美味しいもんだと思っていたんだけど
    いつも行く紋別市の魚屋で紋別産と書いてあるのを見つけて
    安いし、たまたま昆布が切れてたので買ってみた
    薄くて細くて不ぞろいな昆布なのだけど、
    これがまたびっくりするほど味が濃くて美味しいので
    お味噌汁に実を入れるのをやめてしまった
    おだしに味噌をといたらそれだけで十分なので
    あとは実の代わりに昆布をそのままひらりとお椀によそって食べてる

    あとはおかずと言えば
    そろそろししゃもが美味い季節で、
    これは漁港近くの水産加工場で寒風でさっと干したやつを買ってくる
    軽くあぶるとこれが柔らかくってふわっとして美味しい
    あと、ほっけの干物
    本当は自分で干すと楽しいのだけど、
    でも悔しいことにやっぱり魚屋さんが店先で干してるやつのほうが干し具合が絶妙でうまい
    塩加減もすごくいいので何もつけずにそのまま食べる
    見た目が大きくて「こんなにたべられなーい」という気に一瞬なるのだけど
    大体食べだしたらものも言わずに最後まで食べてる
    食べ終わったらやっと我に帰って「ああ、美味しかった」と思う感じ
    いかの塩辛もいい
    これは断然自分で作るのが美味しい
    塩でなく味噌で漬けると凄くまろやかな感じに仕上がる
    ご飯さえ美味しければこれだけで二膳くらい食べたいところ
    あとは納豆かな
    できればオクラか葱を混ぜて包丁でたたいてひきわりにする
    これはひとパックだと多いので半分で一食分になる
    どれだけ安くて美味いのだと思うとかなり理不尽な食べ物だ

    そんなわけで私にとっては
    おかずって美味しいご飯を軽快にもっと美味しく食べるためのもの、で
    だから凄く美味しい副菜がひとつだけあるといいなあ、と私は思うのだ
    ご飯の邪魔にならないお味噌汁と
    ご飯と相性のいいおかずがひとつ
    くらいの食卓がはっきり言って理想で
    ちょこんと正座して薪ストーブに顔を焙られながら黙々と食べたい
    手間のかかるものとか豪華なものとか目移りのするものとか
    そういう食卓には最近はあまり惹かれない
    もうひたすらとことん魅力的なシャリとお付き合いしていたい、
    もう一心不乱に副菜つつきながらまぶしいふっくらご飯を食べていたいと
    最近富にそういうことを考える

    多分本当に
    この土地はたべものが美味いからじゃないかと思うのだ

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