オホーツクの花や風

オホーツク移住生活

どんぐりとゾウムシ

マテバシイの実

  • 可愛いどんぐりを拾って集めたら中から白い小さな虫が出てきてびっくり、というのはよくある話だと思うのですが、この虫は正体はゾウムシという昆虫の幼虫だそうです。口の部分が象の鼻のように長いことから名づけられました。
  • このゾウムシのメスが、どんぐりがまだ柔らかく青い夏にのうちに、ひとつのどんぐりにひとつだけ卵をうみつけます。象の鼻のような長い口を使ってどんぐりの殻斗(かくと・帽子の部分)に穴を開けるのです。八時間ほどかかる命がけの大仕事だそうです。
  • 幼虫はどんぐりの中でどんぐりを食べながら育ち、十分に栄養をとった秋に今度は自力でどんぐりに穴をあけて出てきて、地中でさなぎになって越冬し、翌年の夏に成虫になるそうです。
  • だからどんぐりの中でばったり虫と遭遇したら、それは地面にもぐってさなぎになる前の短いひと時を邪魔してしまった、ってことになるんですね。
  • 他に、チョッキリという虫もどんぐりに産卵します。
  • マテバシイのような殻斗の硬いどんぐりには虫食いが少ない、というのは本当のようです。
  • 経歴を知ると短い命をせっせと生きているゾウムシを邪魔してしまって申し訳ない、と思うのですが。でも急に遭遇するとびっくりするんです。
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    → どんぐりとゾウムシ日記 2006年11月09日

    マテバシイの続編なのです)

    しばらく前にわざわざ封筒に入って送られてきた
    マテバシイの実
    がりっがりっと生でいくつか齧ってみて
    ほおほお、いけるのお、と思い
    炒ると甘くなるらしいから、今度炒ってみよう
    と思って封筒に入れて机の脇に置いてある
    パソコンに向かい詰めでちょっとうっぷんが溜まってくると
    おもむろに実をひとつ取り出しで
    渾身の力を込めて奥歯でばりっと割ると
    かなり心地よいストレス発散になってしまうことに気づき
    実は生のままひとつ、またひとつと減っていく

    封筒を覗き込みながら
    そういえば随分減ったなあ、と思いつつ
    今日もひとつ奥歯でばりっ
    爽快な衝撃と音とともに
    勢い余って割れたどんぐりがころっとひざの上に落ち
    そのかけらの一部が妙に白いのを
    まさか、いや、ちょっとあまり見たくはないよね
    と思いながらそれでも見ると
    ああ、やっぱり
    やっぱり、君はそこに居たのか
    子ゾウムシ君
    (やめて、動かないでっ!)

    子供のころよくどんぐりをたくさん拾ってきて
    机の中にしまっておくと
    春には引き出しの中が白い小さなうにょうにょでいっぱいになった
    どんぐり食べるので何が不安かって、これだったのです
    どんぐりの九割にはゾウムシの幼虫がいるらしい

    ところが
    この実を送ってくれた知人は
    殻の固いどんぐりは虫がいない、というようなことを
    遠まわしに仄めかしつつ送ってきたのであって
    送ってもらっておいて文句はないんだが
    虫はいるじゃないか

    うーん
    私、今日に至るまでに二三匹食べた?
    いや、無害だしね。
    養老孟司さんなんて最近嬉々として
    趣味でこれ集めてるらしいしね。
    シマリスは喜んで食べるらしいし。
    別にいいんだけども。
    誰も怨んじゃないけども。

    野性の木の実食べるときはよく見ましょうね。

    ※業務連絡※
    もうあんたは信じない

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