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オホーツクグルメ

でんぷんだんご

でんぷんだんご

  • 甘い煮豆をでんぷんで練って焼く、北海道のマイナーな郷土料理
  • 今でも田舎のお年寄りは作る方も居るそうですが、札幌育ちの私は食べたことがありませんでした。
  • ちょっと分量が多いですがレシピがありました。
  • 一番のポイントはダマにならないように、粉っぽくならないようにでんぷんを練るというところになります。水か冷めた煮汁でならして、熱湯で練って、というのを少しずつ繰り返していくのが基本みたいです。私はちょっとだけ作ったので一回ですませましたが。
  • 案外、美味しいですよ。
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    → でんぷんだんご日記 2006年12月09日

    でんぷんだんご、という北海道のおやつがある
    煮豆にでんぷんを入れて練ったものを薪ストーブの上で焼いて食べるもので
    私自身は食べたことも見たこともないのだけど
    北海道の古いおやつとして紹介されているのをどこかで読んだのだと思う
    確か子供のころに「ほほお、それは食べてみたい」と思ったきりで
    ずっとそのまま忘れていたのを
    最近唐突に思い出したのだ

    我が家はストーブを焚く季節になるとしょっちゅう豆を煮るので
    わざわざ作らなくても煮豆がちゃんとある
    それから、でんぷんというのは全国区でいうところのいわゆる片栗粉で
    これもいつも台所にある
    突然、でんぷん団子を作ってみよう、と思い立った

    茶碗に煮豆を入れて、同量くらい片栗粉を入れて混ぜる
    ダマにならないために冷えた煮汁を少し入れて混ぜて
    全体に粉っぽさが無くなるようにしてから
    熱湯を入れて即座にうわーっとかき混ぜる
    固さはホットケーキの生地くらい
    渾身の力を込めて混ぜた納豆みたいなビジュアルになったものを
    レンゲですくってフライパンに落とす
    (ここで薪ストーブを使わないあたりがへたれなんだけど、
    「汚れるな」というけち臭いことを考えた)

    良い感じの焼き色が付いたら出来上がり
    小豆で作ったので渋い紅色がなかなか綺麗
    表面はかりっとして香ばしくて
    中はちょっと驚きのもちもちした食感、お餅のようにちょっと伸びる。
    表面の焦げが焼きたてのタイヤキみたいな匂いがする。
    なかなか素朴で美味しいのだ

    「他に食べるものがないからこればっかり食べた」というものだったらしい
    でんぷんも豆も、古くから北海道で豊富なものだ
    食べ物の少ない時代なら砂糖は貴重品だろうし
    豆のアクのにおい消しと皮を柔らかくするために使う程度で
    あまり甘くなかったかもしれないけれど
    それでもとにかくいつも鍋の中には豆が入っていて
    食べ終わった最後になべ底に残ったほんのり甘い煮汁がもったいないから
    でんぷんで練って焼いて子供にでもたべさせよう、という
    そんな感じだったのかな
    どこかつつましい味と香り

    かぼちゃだんごやいもだんごなども
    野菜を煮てでんぷんと混ぜて焼いて食べるという点で
    豆のでんぷんだんごと殆ど同じものなのだけど
    かぼちゃ団子や芋団子はなぜか今も人気者で
    観光地では北海道名物としてよく売っているのに
    いったいどういう理由でこの煮豆のでんぷんだんごだけ忘れ去られているのだろうか
    ほわほわとやさしい甘みを食べているとちょっと不思議な気がする

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