オホーツクの花や風

オホーツク移住生活

しめかざり

しめかざり

  • 注連飾り
  • もとは災いの神が家に入らないように、お清めをしたあとで場所を正常に保つために飾るのがしめ縄。これを輪飾りにしたものが注連飾りで、大型のものにはゆずり葉、裏白、橙、伊勢海老などの縁起物を飾るのが多いのだそうです。
  • こういった習慣はやはり田舎の方が多く残っていますね。私の育った札幌では商店にはありましたが、個人の家ではあまり見かけなかったように思います。自分の家で飾ったこともなかったので、実際どんなものか実はゆっくり見たことがなかったなあ、ということに今年気がつきました。
  • 北海道ではたてに大きな形のお多福さんのついたものを一番多く見かける気がします。
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    → しめかざり日記 2007年01月02日

    色鉛筆とスケッチブックで
    紙に絵を描いたり切り抜いたりして
    紙の飾りを作って遊ぶのが結構好きで
    クリスマスには小さなツリーを作ったり
    お正月といえば箸袋やらミニ門松やらを作って遊んだりする

    今年は大晦日に同居人が突如
    注連飾りを作る、と言い出して
    私の色鉛筆を持ち出して
    なにやらこそこそと描き始めた

    ぱっぱっぱと描いて
    「うーん」
    と唸っている
    「注連飾りに見える?」と見せにきたのは
    うーん
    あらかじめ注連飾りを描くと言うのを聞いていた以上
    まあどちらかというと注連飾りに見えるような気はするのだけど
    真ん中に何か不気味な物体

    「この赤いの何?」
    「海老」
    (ああ、海老か。何でみの虫が赤いのかと思った、うはは)
    「・・・で、なんで注連飾りに海老が挟まってるの?」
    「注連飾りって言えば海老だろ」
    「・・・・そうだっけ?」
    「・・・・違ったっけ?」

    考えれば考えるほど
    海老の注連飾りって見たことがないような気がする
    暮れの忙しいのにわざわざ散歩にでかけて
    町内あちこちの玄関先を隈なく見て回ったところ
    殆どの注連飾りにはお多福がついてる
    そして一匹たりとも海老はいない

    「いや、でも海老だったはずだ」
    と同居人、悶々とした気持ちを抱えたまま
    自作のプチ注連飾りの真ん中にはみかんを描き込んだ

    そうして料理も揃い掃除も終り
    みかんの注連飾りもちゃんと飾って
    晴れ晴れとしてお風呂をつかいにいく
    「紅白はまだかなあ」
    と銭湯にてのんびりテレビをチェックしたところ
    やっていたのは懐かしいサザエさんで
    こんなのまだやってるんだねえ、と言い言い
    なんとなくサザエさんを見ながら
    マスオさんとカツオ君の血縁関係について説明してもらったりしていた

    「あっ」
    突然番組にまるきりそぐわない変な声を出す同居人
    「海老っ」
    ばしっとテレビ画面を指差している

    見ると確かに画面の中にあるのは
    注連飾りの真ん中に赤い海老の姿

    「いやあ、海老だ、やっぱり海老飾るんだなあ、いやあ良かった良かった海老だ」
    と本編と全く関係ないところで感動することしきり。
    きっと地域によって違うんだな
    サザエさんは関東の人だもんなあ、と
    誰にともなく解説している関東出身同居人
    やや呆然とした私

    注連飾りの真ん中
    実際じっくり見たことなかったなあ
    と、初めて思った
    今年のお正月だったのでした

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