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オホーツク移住生活

線香ブタ

線香ブタ

  • 勝手に「線香ブタ」と読んでいますが、正確には「蚊遣りブタ」だそうです
  • 江戸時代から使われているのだとか(川柳に出てきたりするそうですね)
  • 様々な蚊遣りブタが売られているので、調べてみると、蚊取り線香を吊り下げて使うものと、 線香立てに立てて使うものとがあるようです。
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    → 線香ブタ日記 2007年08月09日

    そのブタを
    ホームセンターから我が家まで連れて帰ってくるのには
    殆ど何の疑問も持たなかった

    線香ブタはある日突然我が家にやってきたのである
    第一には去年の夏にだいぶん蚊に困らされたし
    第二には蚊取り線香に付属の線香たてはちょっと安定が悪いような気がするし
    第三にはそのブタとは、なんと言ってもエレガントだと思ったのだ
    諸々の事情が重なり、彼は誰に疑問を持たれるでもなく我が家にやってきた

    線香ブタはしかし、
    我が家に不思議な悩みを連れてきた
    「どうやって蚊取り線香を入れるんだろう?」という
    殆ど存在意義そのものに関わる、それは大きな問いで

    どういうわけだか私は
    ブタの内部からぶら下げて使うものだと信じて疑わなかったのだけど
    そうしてブタの中でうずまき型の線香がゆらゆらする光景を
    とても楽しみにしていたのだけど
    いざぶら下げてみようとすると
    ブタの胴回りと蚊取り線香の直径はほぼ同じくらいで
    とてもぶら下げるスペースは確保できないのだ

    では、置くのか?
    ブタ内部に蚊取り線香に付属の線香立てを設置して平たく置いて焚くのだろうか
    だがしかし平たく奥にしても奥行きはやはりギリギリで
    おまけに平らな面がまったくないので座りのわるいこと甚だしい
    どこかしらの燃焼部がブタ内部に触れて立ち消えしてしまうし
    ブタにはうっすら焦げあとがついてしまう
    線香ブタ
    なぜ君はブタなのか
    そしてなぜ君は蚊取り線香が収まらないのか
    問いは深まるばかり

    そしてまたある別の夏の日に
    クワガタ虫が引っ越してくるという事件により
    虫除け線香をたくことができなくなった我が家において
    線香ブタはいつもただ静かに存在に関わる大きな問いを投げかける

    なぜ君はブタなのか
    そしてなぜ君は蚊取り線香が収まらないのか

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